長浦駅は昔木造の駅舎でした。クーラーなどなかった時代、なかの待合室はよほど暑かったのでしょう。風通しのよい屋根付きの待合が新たに作られているのが微笑ましいですね。
つげ義春の単行本「紅い花」の長浦駅前の「よろづや」をモデルにしたと思われる短編「やなぎや主人(1970[昭和45]年3月作品)」には木造時代の待合室の様子が描かれています。
上の写真は「長浦写真:2つのホームがあった長浦駅」と同じころに撮影されたものです。つげ義春の訪れた長浦駅を彷彿とさせてくれます。
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写真番号:231205002 所蔵者:石井更幸さん(袖ケ浦市内)
石井さんは郷土の古い資料を収集され文化庁・県立美術館が主催する展覧会などに企画協力・資料提供されています。今回特別にご許可いただき掲載が実現しました。活動の詳細はYouTubeチャンネル「白くまチャンネル♪」まで[無断転載・転用禁止]
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